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ご挨拶

医療法人はるか 理事長 福永 源太

医療法人はるかのホームページにお立ち寄り頂きありがとうございます。

私たちは平成24年9月に、在宅医療を主に行う「桃園公園クリニック」および「住宅型有料老人ホームメディカルビレッジ桃園」を設立いたしました。当時、救急病院では診療群分類包括評価DPCが開始され、入院日数が短縮される仕組みがスタートした時期でした。設立前、救急の病院に医師として勤務していた私は、施設に入所されているご高齢の方々が度々救急車で来院されるという光景を目の当たりにしました。軽症の患者様が週に数回搬送して来られる場合もありましたし、入院しても長期入院が適わず退院先を探し、居場所を求めて点々とする方もおられました。その際は当然ながらご家族様の負担も多く、次第に私は“治療のため”の頻回の移動に疑問を抱くようになりました。

そこで、ご自分の住まいで安心して介護が受けられるだけでなく、医療の必要な方でも最期まで自分らしい生活を送ることができる施設を創りたいと考えました。そして北九州市で初めて、同一法人内で訪問診療や往診を行い、もし状態が悪くなった時にも住み慣れた同じ場所でのお看取りが可能な施設を創りました。これが「住宅型有料老人ホームメディカルビレッジ桃園」です。事実、在宅医療という環境が整えばご自分の住まいでの最期を希望される方が多く、現在実際に約20人/月のお看取りを行っています(入院以外)。さらに平成31年には「住宅型有料老人ホームメディカルビレッジ陣山」と「住宅型有料老人ホームメディカルビレッジ千代ヶ崎」を開設し、より一層、在宅医療の充実を図っています。

時を遡ること平成27年2月には、小倉北区下到津の「聖ヨハネ病院」を事業継承いたしました。この病院は癌性疼痛をはじめとした痛みを緩和する、いわゆる「緩和ケア」の病院です。今や、一生のうち2人に1人は癌に罹患する時代となり、癌は緩和ケアや統合医療などの発展によって外科的治療や化学療法などを行う「死」の病から、「共存共栄」する病という捉え方に変わってきています。

そして令和2年2月には新たに、「聖ヨハネ病院」を北九州市八幡西区に新築移転し「桃園公園クリニック」を合併いたしました。この合併移転によって、在宅に出向いて訪問診療を行う医師や看護師が使用する電子カルテ内の患者様情報が、外来および病棟でも同一のものとして情報共有できるようになりました。患者様にとっては、ご自宅からの通院でも入院でも、先に述べました施設入所のいずれでも同じ治療方針が継続できることとなります。

人生は年齢によって様々な段階があり、その時期その時期の医療や介護の必要性は様々に変化します。当法人は創立から現在まで一貫して在宅医療を手がけてまいりました。患者様、利用者様、ご家族様にご自宅や施設で自分らしく安心して過ごしていただくために、医療・介護のチームの教育、さらなるサービスの向上に努めていく所存であります。皆さまのご支援とご協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げます。

医療法人はるか 理事長 福永 源太

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